初期消火器具として有効な消火器ですが、老朽化した消火器や、消火器の保管状態によっては正常に消火薬剤が噴出されないことや、容器の破裂等により重大な事故につながる恐れがあります。
○消火器の有効期限は過ぎていませんか?
消火器の種類や製造メーカーにより異なりますが、一
般的な消火器で8年から10年、住宅用消火器(薬剤詰
替が不可能なもの)で5年とされています。
○容器の変形や破損、腐食の発生はありませんか?
消火器は、雨風の影響を受けやすい場所や湿度の高い
場所を避け、転倒する恐れのない場所に設置しましょう。
消火器に変形や破損がある状態での使用、又は、腐食
(さび)が進行している消火器の使用は大変危険ですの
で、廃棄や専門業者による点検をお勧めします。
一般住宅には消火器の法的な設置義務はありません。しかし、万が一火災が発生した場合、消火器による初期消火は火災の拡大を軽減するために大変有効です。
生命と財産を火災から守るため、消火器の設置をお勧めします。
(鰹チ火器リサイクル推進センター ホームページ)
(鰹チ火器リサイクル推進センター ホームページ)
2010年1月から新消火器回収システムの運用が開始され、(社)日本消火器工
業会の委託を受け(株)消火器リサイクル推進センターが消火器のリサイクルを行い、
「特定窓口」及び「指定取引場所」への持ち込み、又は、「ゆうパック」による回
収を行っています。
(消火器の処分にはリサイクルシール代及び運送・保管費用が必要です。)