覚えよう応急手当て
      

もしあなたの大切な人が目の前で倒れ、呼吸・心臓が停止してしまった場合、もっとも必要なのは、「早急な応急手当」です。

119番通報をしてから救急車が到着するまで約6分と言われています。

救急車の到着までの間、なにもせずそのままにしておくと状態を悪くするばかりか、病気によっては、生命が危険にさらされる場合があります。

そしてその応急手当てを始めるのは、「その場に居合わせたあなた」なのです。

そうした場面に直面したときに、大切な人の命を救うために応急手当の方法を知る必要があります。

平成24年4月1日から新しい応急手当の講習会を実施しています。詳しくは下記をご確認下さい。 

講習の種類 講習時間 講習内容 修了証交付
普通救命講習T 3時間 主に成人を対象とした心肺蘇生法(AED含む)、大出血時の止血法 あり
普通救命講習U 4時間 主に成人を対象とした心肺蘇生法(AED含む)、大出血時の止血法
筆記試験、実技試験あり
希望により小児、乳児、新生児に対する心肺蘇生法(AED含む)とすることも可能
あり
普通救命講習V 3時間 主に小児、乳児、新生児を対象とした心肺蘇生法(AED含む)、大出血時の止血法 あり
救命入門コース 90分 心肺蘇生法の心臓マッサージとAED取扱をメインとした講習 参加証を交付
上級救命講習 8時間 成人、小児、乳児、新生児を対象とした心肺蘇生法(AED含む)、大出血時の止血法
傷病者管理法、外傷の手当、搬送法
筆記試験、実技試験あり
あり
一般救急講習 希望に応じて 希望する内容に合わせた講習 希望により参加証を交付
上記の他にも普及員講習等を行っていますので、詳しくは、お近くの消防署までご連絡下さい。

e−ラーニング(応急手当Web講習)
インターネットを通じて、応急手当の基礎的な知識を、家庭のパソコンなどから映像を通して学ぶことができる講習です。
また、e−ラーニングを受講し、有効期限内の受講証明書を提示すると普通救命講習T・U・Vは1時間短縮して受講することができます。
上級救命講習にあっては、その他の応急手当等の部分を含めると、2時間短縮して受講することができます。


e−ラーニングは、受講のための事前申し込みは何も必要ありません。

e−ラーニングを受講する際の注意事項
・受講するためには、インターネットに接続されたパソコン・タブレット・スマートフォン等が必要になります。
・受講料は一切かかりませんが、インターネット等を通じて講習を実施しますので、講習受講にかかる各通信料等は、自己
 負担となります。
・普通救命講習受講の際に必要な受講証明書の有効期限は概ね1ヶ月です。

e−ラーニングの流れ
 1 専用のサイトを開きます。
 2 表示された応急手当の各項目を選び、全ての項目の映像を視聴します。
 3 すべての視聴を終えると、修了テストを受けることができます。
 4 80%以上正解すると受講証明書が表示されます。
 5 受講証明書が表示されたら、パソコンの場合には印刷してください。プリンターがない場合にはデジカメや携帯電話で
   撮影した画像でも可能です。タブレット・スマートフォンの場合は画面メモ等に保存してください。機種により、画面メモ
   をするために別途アプリが必要になる場合があります。

e−ラーニングの受講についてはコチラをクリックしてください。

【応急手当実施に伴う心的ストレスについて】
市民が心肺停止状態の患者さんに対して心肺蘇生法を行った時に、その結果や合併症について責任を問われることはまずありません。ストレスによる心身の異常は誰にでも起こり得ます。心配し過ぎずに、まずは相談してみましょう。

「こころの健康相談統一ダイヤル」 TEL 0570-064-556

申請・届出関係